勘合(日明)貿易 – 今日の語呂合わせ俳句年表

1404年、明と勘合貿易をはじめる。勘合符を持った船だけが許される合法的日明貿易。

【暗記用俳句】 ♪看護する 人シマシ(1404)マの シャツを着せ

勘合(日明)貿易 2コマ漫画

勘合貿易とは?

勘合貿易(かんごうぼうえき)は、室町時代に日本が中国の明朝(みんちょう)と行なった貿易。特に、室町幕府(むろまちばくふ)や大内氏(おおうちうじ、中国地方西部の守護大名(しゅごだいみょう))との朝貢貿易(ちょうこうぼうえき)は、倭寇(わこう)などの密貿易(みつぼうえき)と区別して正式な遣明船(けんみんせん)であることが確認できるように勘合(勘合符)を使用したことからその名がある。

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出典:https://kyoukasyo.com/

勘合貿易は、日明貿易(にちみんぼうえき)ともいう。

勘合貿易をした理由は?

室町幕府(むろまちばくふ)3代将軍の足利義満(あしかがよしみつ)は、博多商人肥富(こいとみ)より対明貿易(たいみんぼうえき)が莫大(ばくだい)な利益(りえき)を生むことを聞いていた。義満(よしみつ)は、1401年(応永8年)に、肥富(こいとみ)と僧・祖阿(そあ)を明へ遣明使として派遣し、彼らは翌年に明の国書を持ち帰国する。明使の在日中に靖難の変(せいなんのへん)で永楽帝(えいらくてい)が即位すると、明は再び国書を送り、日本と明の間に国交と通商の合意が成立した。

勘合貿易は、いつ始まりいつ終わった?

勘合貿易は、1401年(応永8年)から1549年(天文18年)まで、19回にわたって行なわれ、この貿易で使用する勘合には「日字勘合」と「本字勘合」の2種類が存在した。
また、制限貿易で日本→明は「本字勘合」、明→日本は「日字勘合」が使用された。

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